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年間30名以上を中途採用面接した管理職が教える面接の服装や質問返答コツ

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まずは中途採用面接の流れを把握しよう

こんにちは

アラフィフ管理職のガースケです。

2023年度の3Q(9か月)で約30人の中途採用面接を経験させてもらいましたが、面接を受ける方のの中にも「面接を受けるのが上手な人」と「下手な人」がいます。

面接官から見た面接の上手い人は、そもそも面接の流れをきちんと把握している印象があります。よってここでは、まず「面接の流れ」を把握しておきましょう。

面接の流れはおおよそ以下になります。

・入室(やること:面接室への入室とあいさつの)

・着席し自己紹介(やること:自己紹介で何を話すか)

・実面接(やること:質問と返答、面接者から会社への質問)

・退席(やること:面接のお礼を述べ、退室する)

この流れさえ把握せずに面接すると「行き当たりばったりで来たな?」という印象を与えてしまいます。実際にこういう人がいましたし、やはり印象は良くないです(^^;)。

中途採用面接時の服装①(ワイシャツやベルト)

すいません・・・先に謝っておきます。

弊社自部門はまさに男社会の現場なので、ここで記載する服装については男性に特化して説明させていただきたく。経験がない女性の採用については発言を控えたいと思います。

服装の基本ですが、季節に合った服装をきちんとしているか否かを見ています。

次に「派手さ」や「古すぎないか」など、デザインや経年を見ています。これには理由があり、派手さはその人のおおよその性格を表す場合があり、古さなどは物の管理がで来ているか否かを表すことがあるからです。

面接官の僕から見たワイシャツやベルトの基本はシンプルかつ派手ではないもの、多少の使いこなしはOKですが、使い古びているものは新しいものに更新してから面接に臨んでくださいね。

以下のようにシンプルなものが最適ですね。

中途採用面接時の服装②(マスク)

コロナも5類扱いになりマスクの装着は個人の自由意志に任されるようになりましたが、企業さんによっての「普通」はそれぞれ違います。なので着席して面接に入る前に面接官に以下のように聞いてしまいしょう。

「マスクは着用したままでよろしいでしょうか」

「マスクは外した方がよろしいでしょうか」

着用することがルールである場合と、外さないと顔が見えないだろと思う面接官もいたりと、企業や面接官によって変わってきます。

※ちなみに弊社では「ご自由にどうぞ」と言っています。

これを配慮しておくことで、好印象を与えることができます(^^)/。

またマスクの色ですが、できる限り白一択としておきましょう。黒やその他濃い色は論外ですので気を付けてください。

デザインは特に気にしませんが、突飛な形でなければ問題ありません。

量販店やドラックストアで売っている一般的なものを選択するのがベストです。

中途採用面接時の服装③ (バックorリュック?)

財布や携帯、メモ帳や飲料など、面接時にはいろいろと物を持ち運びしなければなりません。そんな時にビジネスバックがあれば便利ですね。ただその中で「ビジネスリュックは持って行っても大丈夫?」という声をたまに聞ききます。

ビジネスリュックの可否については、結論からいうと「可」です。

※ちなみにビジネスリュックはこんなデザインなら安心です↓↓↓

ただし注意事項があります。

ビジネスリュックは絶対に背負ったまま入室しないこと!!

理由は、着席前にリュックを下す動作が1つ入ってしまうことで、準備や段取りの悪さを感じさせるからです。流れをわきまえれば、入室前にすでにリュックは手に持ち、いつでも所定の場所(床や用意された場所)に置けるようにしておくのが良いです。

電車等でも、入ってきてからリュックを下ろしたりガサガサしていると、邪魔に感じる場合がありますよね。そんな人よりも、すでに体の前に持ってきていたり、荷物置きに乗せる準備をしている人の方が好印象であることは間違いありません。

さて、身なりもきちんとして無事入室までしました。

次からはいよいよ面接に入っていきます。

※ビックリエピソード

服装についてのビックリエピソードですが、靴底がない革靴を履いてきた人が一番驚きましたww。世の中にはすごい人がいるものです(^^;)

中途採用面接でよくある質問

中途採用での面接なので、すでにいくつか転職していることを前提に話を進めます。

決まって以下のことは絶対に聞かれるので準備しておきましょう。

・自己紹介

・長所と短所

・転職の回数について(多い場合)

・転職の理由(転職の回数に応じて)

・志望動機

自己紹介

自己紹介の仕方は人それぞれですが、人ごとに一番違うのは「紹介の長さ」です。基本情報(名前・年齢・出身地や前職など)のみの人。長所と短所、前職を辞めた理由まで長々と話す人。

正解は「基本情報に少々プラスαの情報を付けて端的に話す」のが良いでしょう。

面接官はその情報をメモしており、いきなり長々と話をされても、聞く準備が整っていなかったり、聞きたいことを詳しく聞けないなど意図するように進められなくなります。

聞きたいことは後でこちらからきちんと聞きますから、まずは基本情報にプラスα(アピールしておきたい自分の特徴など)のみに控えておきましょう。

長所と短所

この辺の質問に関しては、皆さん準備してきます。

が・・・しかし!!

なにやらマニュアルがあるのでしょうか。数人が数人とも同じ答えを返答することがあります。特に短所についてです。しかも短所にならない短所みたいな、聞いているこちらが??となる短所です。

たとえば「物事に集中しすぎてしまう」とか「すぐに仲良くなれるが、関係が近づきすぎてしまう」など。一見長所のように見せる短所を返答してきます。

これって、面接官のこちら側からすれば「自分の短所をつかめていない人」、あるいは「本当の姿を見せない人」としてみえることからあまり印象はよくありません。

よって、長所のように見える短所ではなく、きちんと「たしかに短所ですね」と思える短所を返答するようにしたほうが印象がよいです。

転職の回数とその理由

転職の回数が1、2社であれば回数に関してはあまり聞かれません。

それ以上になると「何があったのか?」が気になりますし、その内容によっては当社でもすぐにやめてしまうのではないかという疑いに繋がってしまいます。

なので、ここで準備しておきたいのは「明確な転職の理由」です。

昨今、転職は当たり前になってきていますし、一昔前に比べ転職する側も中途で採用する側もハードルは低くなっています。問題はその中身なので、理由は気になります。

いままに経験した共感できる理由と共感できない理由は次です。

共感できる転職理由

・ハラスメント(パワハラ、モラハラなど)

・残業の扱い(時間過多、サービス残業)

・入社前説明内容と実際の乖離

共感できない理由

・給与額(入社前に把握できていたはず)

・やりがい(それを持って入社したのでは)

・会社の悪さ(改善を求めたが会社・上司が動かない)

特に共感できない理由は、入社前に把握できていたはずのことを転職の理由にしてしまう場合です。ある意味自己責任の部分もありますし、事前調査不足も否めません。また、○○という悪いことがあったので上長に報告したが改善されないなどは、それが事実だとしても、本当のことは分からないので共感できません。

これらの理由付けはかえって好感度を下げるので、理由としてあげることは避けた方がよいでしょう。

志望動機

志望動機で多いのは「御社の製品に魅力が・・・」「御社の企業理念に・・・」という返答です。

それはそれでよいですが、製品のどんなところに魅力があるのか、あるいはどんな理念に共感あるいは感化されたのか明確に答えられるようにしてください。

また、例えば「製品の〇〇部分が良いです」と答えたとしましょう。面接官としては追加で「なぜ○○部分が良いのか」と興味がわくのでこれを質問でかえまします。

しかし、ここから明確に答えられない人が多いです。

逆にここからさらに明確に答えられる人は合格する確率が高いです。

また、世の中のために、人のためにというセリフも、当社の製品がどのように世のため人のためになっているかを明確に答えられない場合が多いです。

こうなると、表面的に取り繕ってきただけという印象にしかなりませんから、それが見抜かれて不合格となります。

志望動機はまさに「面接の肝」ですから、しっかりと準備してください。

webでの中途採用面接で気つけること

遠方や都合上、直接面接できない場合はwebによる面接を行うこともあります。約30件中の10件強はweb面接でした。

web面接ですが、こちらから(あるいはあちら側も)お互いの顔しか見えてないシチュエーションが大体です。なので安心しているのか「カンペ」をみている姿を目にします。

画面上に出している人や、手元においてある人。

それ「完全にバレてます」よ(´Д⊂ヽ。

カンペ自体を悪く言うつもりはありません。準備を入念にしているという点ではよい行動として捉えることができます。

しかし、質問をしてもカンペに書いている以外のことは返答しない、つまり同じ返答しかしないのは論外です。

カンペを準備するのは良し悪しありますので、できる限り何も見ずに返答できるように準備しておきましょう。

最後に

いかがだったでしょうか。

服装と持ち物、質問への返答やweb面接での注意事項など、年間約30名以上の中途採用面接をしてきた管理職の面接官から、当記事を見ていただいた人の参考になれば幸いです。

特に服装ですが、春夏秋冬その時々にあった服装をするようにしましょう。

当該記事の投稿をしたときは冬真っ盛り。

寒さ対策としてスーツの上にも羽織れるようなビジネスダウンも紹介しておきますので、準備万端整えて、いざ面接に臨んでください。

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