転職を考え始めたはいいが何から始めるべきか悩みます。
僕も初めに何をするべきか悩みました。
そこで、とりあえず最初にやってみたことついて記事にしました。
同じように転職活動で悩む皆さんのお役に立てれば幸いです。
【転職活動を始める理由を明確にする】
一番最初にやるべきことは、転職活動を始めた理由を明確にすることです。
転職を考えているということは、現時点でなにかしらの職業に就き雇用されていると思います。
しかし、雇用されるまでには試験や面接など大変な就職活動があったはずです。
それだけ大変な思いをして入社した会社から転職しようとしている理由は何ですか?
一般的に、転職活動を始めたキッカケの多くは以下が挙げられます。
- 理想と現実のギャップが大きかった
- 思ったような(望んでいる)仕事の内容ではなかった
- 実は業績が悪く将来が不安になった
- キャリアを積みたいが、今の会社では限界がある
皆さんもこのようなキッカゲがあって転職活動を始めたのではないでしょうか。
これらはざっくりしていますが、もう少し掘り下げると以下のようにな細かいこともキッカケとして挙がってきます。
- 残業が多い
- 給料が上がらない
- 人間関係が悪い
- 上司のハラスメント(パワハラ・セクハラ)
- 自分の環境が変わった(子供・親・居住区)
どうでしょう?
「そうそう、それ!!」と共感されたでしょうか。それとも「それだけではない!!」と納得いかなかったでしょうか。
いずれにせよ、これらは転職を考えたキッカケに過ぎず、実際はこのキッカケを元に理由ができたはずです。
僕の場合の理由はこうです。
「上司のハラスメントで身体に異常(円形脱毛症)が出始めた。自分の健康を犠牲にしてまでこの会社にいる必要はない」という理由ができました。
また「人生のプロセスににおいて、おおよそのイベント(結婚や家を建てる、子供の成長)などもひと段落しそう」というのも理由の一つです。
さらに「今までは稼ぐ必要があったからお金が最優先だったが、環境が変わったことで優先順位がかわり、やりたいことを優先したい」という理由もできました。
このように理由が明確でないと転職活動は路頭に迷います。
なぜなら、目指す場所が分からないと、どこに向かうべきか(進むべきか)もわからなくなってしまうからです。
自分の人選において転職は大きなターニングポイントです。
「こんなはずじゃなかった」と失敗しないためにも理由は明確にしておきましょう。
【転職活動後どうなりたいのか】先を見通しておく
果たして転職活動が上手くいき、思った通りの会社に転職できたとしましょう。
その後の生活も思った通りになりそうでしょうか。
転職は大きな人生の転換点です。
本当に思ったような展望になりそうか、リスクはないか、など先に見通しを考えておきましょう。
僕の場合、以下のような展望と見通しを立てています。
- 転職先は残業がないこと
- 家からなるべく近い(通勤時間の無駄を省きたい)
- 上記2点で自由な時間を作る
- 生活に困らない程度の収入があること
- 最低限の生活は維持しつつ、できた時間で自分のビジネスを立ち上げる
そして同時にリスクも考えています。
- 転職1年目の税金
- 家計が成り立たつか(世帯収入で考える)
- 転職先の人間関係
転職活動に希望をもって良いことばかり考えがちですが、これだけ大きな転機ですのでリスクも付きまといます。
先の展望とリスク対策をしっかり考えて失敗しない転職活動をしましょう。
【転職先の情報を調べる】口コミや下調べ
転職活動をする理由や先の展望が見えたら、実際に転職先を探してみましょう。
「今すぐ転職活動するわけではないからまだいいよ」と考えずに、今からどんな転職先があるのかリサーチしておくことは重要です。
また、情報だけ見るのも面白いもので、どんな企業があるのか、求人が多い業界はどこか、転職後の収入はどの程度見込めるのかなど有用な情報を集めることができます。
まずはどんな企業があるか転職情報サイトなどをネットサーフしてみましょう。
転職サイトは様々ありますので、自分が望む業態を明確にし、できる限り絞ってピンポイントで検索するのがコツです。
※ここでは職業別の転職サイトにどのようなものがあるか見てみましょう
対象職業 | サイト |
工場・製造業 | 【コウジョブ】工場・製造業のお仕事に特化した求人情報サイト |
歯科衛生士 | 歯科衛生士の転職ならジョブメドレー |
薬剤師 | 薬剤師の求人・転職なら「ファルマスタッフ」 |
スポーツ経験者 | スポーツ経験者の転職なら|【アスリートエージェント】 |
不動産 | 不動産業界を専門にした転職支援サービス【宅建Jobエージェント】 |
様々な業態に特化した転職サイトがたくさんあり、それぞれが専門的なため自分の強みや資格を生かした転職を有利に進めることができます。
また、専門性はないし、何をしたいか分からない場合は「INDEED」「求人ボックス」「マイナビ転職」などで、ざっと調べてみるのもお勧めです。
下調べをするメリットはこんな感じです
- 転職後の給与が想定できる
- 求人の数で業態の需要がわかる
- 求められる人材の相場が見える
- 必要な資格が分かる(先に取得して有利になれる)
登録は無料ですので、まずはいろいろ調べてみましょう。
ちなみに、ぼくもINDEEDで下調べしてます(その他2社ほど登録)。
こんな感じでメールが来ますので、求人先を確認して情報収集してます。
できれば、転職先を直接確認することをお勧めします。
- 働いている人の表情はどうか
- 提示時刻に退社できているか
- 社屋の規模、綺麗さ(おおよその築年数)
百聞は一見にしかず。
直接確認して感じた直感が、一番正しかったりします。
【焦らずできる期間で活動する】焦りは判断を誤る
転職活動では「いつを目指して活動するか」も大事です。
あまりにも直近ですぐに転職先を探そうとすると焦りばかりが先にたち「もうここでいいや!」など、投げ売り的に決めてしまいがちです。
このように焦って転職活動を行うと上手くいくものも上手くいきません。
せめて半年から1年先を見越して準備を進めましょう。
僕の場合は2年後を目指して今から準備そしています。
「そんな先の話をいまから!?」と思うかもしれませんが、先に書いたように、自分のビジネスを立ち上げる準備と同時に進めるため適切な期間と考えています。
【面接官としてのアドバイス】髪型、髪色などは見ます
所属部署は人事系ではないのですが、転職などの中途採用者の面接においては採用部署の部課長などが呼ばれる場合があります。
今務めている会社がそのとおりで、僕も面接官としてその場面に立ち会った時があります。
やはり人は第一印象で一定の判断が入ることは否めません。
「人は見た目が9割」という本もあったように、見た目は大事で、特に髪型や髪色などから受ける印象は採用判断の基準になってしまいます。
例えば今日の面接が大事だったとして、寝ぐせを付けたまま来た人がいた時、本当に今日という日を大事にしていると思えるだろうか。
大事な日に金髪にしてくることで、面接先の会社が率先して自分を雇用しようと思うだろうか。
それがプラスに働く業界への転職であれば問題ないし、採用条件に髪型、髪色を問わないと記載している場合なども問題ありません。
そうでなければ一般的にいう「普通」あるいは「きちんとした」イメージを持たれる程度には整えていきましょう。
面接官を経験した側から言いますが、外見(見た目)は必ずチェックしています。
また、履歴書に書かれている情報にどこまで信ぴょう性があるのか、質問して引き出そうともします。
履歴書に書く情報は過剰に盛らないでください。盛った割に質問の答えに詰まるとかえって逆効果です。
まとめ
ここまで読み進めていただき、ありがとうございました。
転職活動では以下のようなことに配慮し十分な準備をしましょう。
- 転職の理由を明確にする
- 転職後の見通しをたてる
- 口コミなど下調べをする
- 面接の際は見た目を大事に
皆さんの新たな門出のお手伝いができれが光栄です!!